特記事項

本コースは、エディフィストラーニングが用意した Azure サブスクリプションと仮想マシン環境にオンライン接続して、ハンズオン演習を実施します。
事前に下記 URL より PDF をダウンロードし、研修を受講される環境から演習環境に接続可能なことをご確認の上、お申込みください。

※ お申込みいただいた時点で、下記の環境確認が完了したものと判断させていただきます。

■事前確認PDFファイル
https://jinzai.edifist.co.jp/download/textbook/MSCAI102/pre/MSCAI102_check.pdf 

コース概要

本コースは、マイクロソフト認定コース  (MOC) AI-102 の以下の内容について AI 開発者向けに日本語化したコースです。
① Azure で自然言語ソリューションを開発する
② Azure でコンピューター ビジョン ソリューションを開発する
③ Azure で AI 情報抽出ソリューションを開発する

コグニティブ AI 機能を中心に説明していますが、Content Understanding などのマルチモーダル生成 AI モデルを活用するアプリケーションの作成方法も含まれています。

プログラミング言語は、Python を使用します。

到達目標

以下の領域の基本的なスキルを習得できます。

① Azure で自然言語ソリューションを開発する
・ AI 対応アプリケーション開発の概要と考慮事項の理解
・ Azure AI Foundry リソースを使用したアプリの作成、構成、デプロイ、および保護
・ テキスト分析アプリケーションの開発
・ 音声対応アプリケーションの開発
・ 自然言語理解機能を備えたアプリケーションの作成
・ 質問応答ソリューションの作成

② Azure でコンピューター ビジョン ソリューションを開発する
・ コンピュータービジョンサービスを使用した画像やビデオの分析
・ カスタム ビジョン モデルの作成
・ 顔を検出するアプリケーションの開発
・ 画像のテキストを読み取って処理するアプリケーションの開発

③ Azure で AI 情報抽出ソリューションを開発する
・ 知識マイニングのためのインテリジェントな検索ソリューションの作成
・ マルチモーダル 生成 AI モデルを使用した対話型アプリケーションの作成
・ ドキュメントのテキストを読み取って処理するアプリケーションの開発
・ Azure AI Content Understanding アナライザーの定義と使用
 

トレーナーからの一言

現在 AI-102 に対応する MCP 試験では以下の 5 つのカテゴリで構成されています。
① Azure で自然言語ソリューションを開発する
② Azure でコンピューター ビジョン ソリューションを開発する
③ Azure で AI 情報抽出ソリューションを開発する
④ Azure で生成 AI アプリを開発する
⑤ Azure で AI エージェントを開発する

エディフィストラーニングでは、コグニティブ AI をベースとしたソリューション開発に対応する①～③ の内容を本コース(AI-102)で提供し、生成 AI モデルをベースとしたローコードのアプリ開発に対応する④ を AI-3016 <https://www.edifist.co.jp/course/MSCAI3016> で、
また、Python コードによる AI エージェントの開発に対応する ⑤ を AI-3026 <https://www.edifist.co.jp/course/MSCAI3026>で提供しています。
MCP 試験対策として研修講座をご活用される場合、本コースに加えて、AI-3016 と AI-3026 もご受講されることをお勧めします。

なお、このコースの演習の一部では、受講者の PC に接続されたマイクによる発話を前提としていますので、ご使用の PC にマイクがない場合、事前に外付けマイクをご用意していただき、受講前に行っていただく事前テストで、マイクによる発話が Speech Service のエンドポイントに入力できることを確認しておいてください。よろしくお願いいたします。

前提条件

このコースに参加する受講者は以下のスキルが必要となります。

・ Microsoft Azure の基本知識と Azure ポータルを操作できること
・ Python でのプログラミングに慣れていること (エディターは、Visual Studio Code を使用します。)
・ REST API を使用したプログラミングと JSON に慣れていること

※ Python のプログラミング経験がない場合は、本コースを申し込まれる前に  「初心者向け Python スタートアップガイド (https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/python/beginners)」 をご受講ください。

※ Azure の AI 機能の概要を理解されたい方は、このコースの受講前にAI-900 Microsoft Azure AI Fundamentals (https://www.edifist.co.jp/course/MSCAI900) の受講をご検討ください。

対象者

・REST ベースの API 、または SDK を使用して Azure が提供する主要な AI サービス、AI Foundry リソースの主要機能を活用したい開発者の方
・言語分析、チャットアプリ、コンピュータービジョン、知識マイニング、インテリジェント検索、コンテンツ理解などを活用した AI ソリューション構築に関心がある AI デベロッパー

対象試験

試験 AI-102: Microsoft Azure AI ソリューションの設計と実装

コース内容

1. Azure AI サービスを使用したアプリ開発

2. Azure AI Language と翻訳サービスによる自然言語処理

3. 音声対応アプリケーションの開発

4. マルチモーダル生成 AI モデルによるチャット アプリの開発

5. コンピューター ビジョン ソリューションの開発

6. カスタム ビジョン ソリューションの開発

7. 顔の検出、分析、認識

8. 画像やドキュメントからのテキストの読み取り

9. Azure AI Language による会話言語理解ソリューションの開発

10. Azure AI Language による質問応答ソリューションの開発

11. Azure AI Search サービスによるナレッジ マイニング ソリューションの開発

12. Azure AI Content Understanding によるマルチモーダル分析ソリューションの開発

※ Microsoft が提供する教材の更新に伴い、内容は予告なく変更される場合があります。