3.1 論理設計の目的

できるエンジニアになるためのちょい上DB術/第2章 概念設計

3.1 論理設計の目的

3.1 論理設計の目的

論理設計では、アクセスパスを意識した性能確認を行い、概念設計で作成した概念ER図に必要な設計を追加していきます。
また、プロセス開発の工程と同期をとり、必要な属性やエンティティの見直し、アクセス権限の設計などを行います。

具体的に論理設計で行う主な作業項目は以下のとおりです。

  • 処理要件を考慮して適切なインデックスを設計する
  • エンティティの統合、導出項目・重複項目の設定などの非正規化の検討を行う
  • データの独立性、セキュリティの観点からビューを設計する
  • プロセス開発工程と同期をとり、必要なエンティティや属性の追加を行う
  • 論理ER図をもとに表ヘマッピングする際に必要な処理を行う

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解説トレーナー

Oracle / 上流工程 担当 中村 才千代

データベース設計、システム構築の上流~下流工程全般のインストラクターです。SE時代の経験を生かし「業務を知るエンジニアこそDB設計に関わるべき」「DB設計に携わるエンジニアは業務を知る人に知恵を貸してもらう」ことを伝えたいと思っています。

■認定・受賞

2000年 Oracle University「Best Instructor of the Year」受賞
2002年 Oracle University「Best Instructor of the Year」受賞

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