4.1 物理設計の目的
ハードウェアの資源を使い切って、ユーザ要件を満たす性能と障害回復を中心として可用性の高いデータベースを実現することを目的とします。
物理設計では、ユーザの性能要件、予想データ量、SQL文、システムの物理要件を検討して、ユーザの性能要件を満たした、信頼性の高いデータベースを構築します。
物理設計のポイントを以下に示します。
- 選択したデータベースの機能を十分に活用する
- 限られたハードウェア資源を使い切ることを考える
- モニタリングとチューニングの繰り返しで最適化する
- 性能を発揮するために、SQLの分析スキル、各種RDBMSの機能を熟知している必要がある
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