6.4 【設問】請求~入金、請求~支払|エディラボ

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6.4 【設問】請求~入金、請求~支払

請求してから入金されるまで、請求されてから支払いするまでの詳細ER図は、以下の項目に分けてアプローチします。

項目 業務内容または要求仕様
6.4.1 受注~入金 例題19 入金方法を管理するエンティティを検討する
例題20 入金を管理するエンティティを検討する
6.4.2 発注~支払 例題21 支払方法を管理するエンティティを検討する
例題22 支払を管理するエンティティを検討する
6.4.3 入金と支払の見直し 例題23 顧客エンティティの見直しをする

表6-13 請求~入金、請求~支払に関する設問

6.4.1 受注~入金

例題19 入金方法を管理するエンティティを検討する

請求書を送った後、顧客から入金されたかどうかを確認し、その入金情報をもとに請求消し込み、 売掛残高更新等の処理を行う必要があります。

ここでは、顧客からの入金を管理するために、入金口座エンティティを考えます。
入金と一言でい っても、入金方法は、銀行振込だけとは限りません。
現金、銀行振込、小切手、手形、クレジットカードなどによる振込にも対応できる必要があります。
各種タイプの振込、支払に対応できるよう、設計してください。

また、銀行と銀行支店には、全国銀行協会によって、銀行番号(4桁)と、銀行支店番号(3桁)がつけられています。
銀行の合併などに伴い、銀行コードが変更されたり、支店コードが変更になる場合にも柔軟に変更できるよう、入金口座エンティティを設計してください。

例)2001年4月1日 さくら銀行と住友銀行が合併して三井住友銀行となる

さくら銀行 銀行コード002
住友銀行  銀行コード009
   → 住友銀行 銀行コード009

例)支店の統廃合

三井住友銀行 赤坂見附支店 825
三井住友銀行 赤坂支店 805
   → 三井住友銀行 赤坂見附支店 825

  • ● 銀行振込の場合に必要な情報(=口座情報):
    銀行番号、銀行名、銀行支店番号、銀行支店名、口座種類、振込口座番号、振込口座名義人
  • ● 小切手の場合に必要な情報:
    小切手番号、引落銀行口座情報
  • ● 手形の場合に必要な情報:
    手形番号、手形発行日付、手形支払期日、引落銀行口座情報
  • ● クレジットカードの場合に必要な情報:
    クレジットカード番号、クレジットカード有効日付、クレジットカード発行会社情報、引落銀行口座情報
Q 問題

入金方法を管理するために必要な情報と、入金方法の違いによって必要な情報を考えてエンティティを抽出してください。

A 解答

図6-24 解答

図6-24 解答

銀行マスタ 1.
*全銀協銀行コード
*銀行コード摘要開始年月日  
 銀行名  
 銀行コード摘要終了年月日  
 
銀行支店マスタ 1.
*全銀協銀行コード(FK1) 
*銀行支店コード  
*銀行支店コード摘要開始年月日  
 銀行支店名  
 銀行支店コード摘要終了年月日  
 
口座分類マスタ 2.
*口座分類コード  
*口座分類名  
 
スーパータイプ:入金方法
*入金区分コード  
 入金方法名  
 
サブタイプ:入金銀行振込口座
*入金区分コード(FK1) 
*入金銀行口座コード 3.
 振込先銀行コード(FK2) 
 銀行コード摘要開始年月日(FK2) 
 振込先銀行支店コード(FK3) 
 銀行支店コード摘要開始年月日(FK3) 
 振込先口座分類コード(FK4)2.
 振込先口座番号  
 口座名義人  
 銀行口座摘要開始日  
 銀行口座摘要終了日  
 変更前口座コード(FK5)4.
 
サブタイプ:入金小切手
*入金区分コード(FK1) 
*入金小切手番号  
 引落銀行口座カード(FK2)5.
 
サブタイプ:入金手形
*入金区分コード(FK1) 
*入金手形番号  
 引落銀行口座コード(FK2)5.
 手形発行年月日  
 支払期日  
 
サブタイプ:入金クレジットカード
*入金区分コード(FK1) 
*クレジットカード番号  
 クレジットカード有効日付  
 クレジットカード会社コード(FK2) 
 引落銀行口座コード(FK2)5.

解説
(注:番号は解答中の番号と対応します。番号が記載されていない解説は、全体に当てはまります)

  • 1. 銀行マスタと銀行支店マスタは、必要最小限の属性を管理しています
    銀行の統廃合が進む状況を鑑みて、両方のマスタに履歴を管理するためのコード摘要開始日という属性を設けています
    コードだけでは一意にならないため、コードと摘要開始日の組み合わせで一意識別子としています
    銀行が統合されて新しい銀行名と銀行コードの組み合わせができる場合、新規の銀行マスタオカレンスを作成します
    統合によって、使用されなくなるオカレンスは、コード摘要終了日に値を指定して、その日以降、間違って使用されないようにします
  • 2. 口座分類コードは、アプリケーションで使用する口座の種頬を口座分類マスタで管理し、そこを参照します
    ある企業で同じ銀行、同じ支店で2つ以上口座をもつことはまれですが、口座の種類によって複数もつ可能性はあります

【例】

01:普通預金
02:当座預金

  • 3. 入金銀行振込口座は、顧客が入金に使用する、振込用の口座情報を格納します
    銀行の続廃合や支店の変更があった場合には、新しい口座オカレンスを作成し、新しいオカレンスは「銀行口座摘要開始日」に開始日を記入します
    使用されなくなるオカレンスには、「銀行口座摘要終了日」に終了日を入れ、誤って使用されないようにします
  • 4. 新規口座用のオカレンスを作成した後、以前の口座情報を参照する必要性が生じるかもしれないので、更新前の口座への参照リレーションを残しておきます
  • 5. 手形やクレジットカードを使用する際に必要な引き落とし銀行口座情報は、顧客の銀行口座情報を参照して取得します。

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